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■ DragQueenってなんなのよ。 |
2014-07-22 12:22 |
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3連休お楽しみになったかしらね。
アタシは最近はまった魔法のお酒「泡盛」と仲良くしていたわ。 もう、こんな楽しいお酒、いままでどこにいたのよ、はじめまして!
最近、ドラァグクイーンのお仕事さぼりがちなアタシですが、 ドラァグクイーンがなんだったのか忘れそうだから ちょっと振り返ってみましょうね。
そもそもドラァグクィーンって何かご存知だったりするかしら。 巷では、「女装」「ニューハーフ」「オネエ」なんかと一色単にされちゃう事も多いし メディアでもとにかく「オネエ」で統一しちゃいますからね!っていう風潮あるわよね。
もちろん、わかりにくいんだけど「女装」「ニューハーフ」「オネエ」にも 定義や意義や目的があるの。(あるの?!)
ドラァグクイーンはこんな感じよ。
元々性的少数者であったアタシ達「ゲイ」が始めた、性的指向を超える手段として、 女性がこうあるべきと一般に考えられる部分を揶揄して 派手なドレスを身にまとい、美しいとされるメイクは大げさにし、 世の男性が追い求める「女性の性」を表現したものなの。
言ってしまえば、とっても政治的側面を持っているという事ね。 Drag[引きずる]という部分は色々説があるみたいだけど、 「長いドレスの裾を引きずって世の中が決めつけている性の境界線を 踏みにじって差し上げるわ精神」からも、由来があるという事よ。
思い返してみると、DragQueenは政治的活動の中に当たり前の様にいた存在。 なぜなのか。きっと「ゲイ」を認知させる上で、決められた「二つの性」は こんなにもいとも簡単に作られてしまうという事。 もしも見た目が女性である事がそんなに重要なのならば、 こんなに美しい「女性」なんだから、もちろん認めるわよね。 と、なんとも世の中に殴り込みをする「特攻隊」のような存在であったからだと思うの。
・・・という事は、DragQueenてメイクを落としたら、どこにでもいる「男性」なの。 「ゲイ」ということ。メディアがオネエで一色に表現しているから、 ここでもゲイってなんなのって話になっちゃいそうだけど、後はGoogle先生に聞いて頂戴よ!
とこんな事をいうと、なんだ政治活動家かよ!とか思われちゃいそうですが、そんな事はないのよ。 ゲイナイトでは、自分たちの居場所を自分たちで作り、来てくださるお客様に笑いを提供し(あたしは失笑を提供)、 あぁ、一人じゃないんだ、へんてこなメイクでへんてこなドレス来て、笑っている人がいる。 明日も、晴れるといいなぁ(遠い目) と思って頂ける様に、ゲイナイトは続くのよ!
世の中の固定観念を揶揄し、同じ境遇であるゲイとしてその世の中を共にあざ笑う。 「綺麗」「豪華」「ファビュラス」 そういって、お互いを(少し馬鹿にしながらも)称え合い、荒れ狂う社会に乗り込むの。 後ろには大勢の性的少数者を引き連れて。 それが、DragQueen。
メイクを落とすと、等身大のゲイであり、等身大の社会人であり、いっぱしに悩みだってある。 そんなごくごく当たり前にある「ゲイが認められにくい社会」との関わり方を悩めるゲイが 少しでも、前向きに、一人一人の行動や発言を、ゆっくり変えて行けたら、きっと世界も変わる。
そう思って、今日もカツラを被ります。
9月にお会いしましょうね。 |
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