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ケンタの日記
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■ 立て続けに思い出しました。 2014-07-22 06:32
ふざけたこと、真面目なこと、
そんな話題を出していたら思い出しました。

ここ数ヶ月、いわゆる「ゲイデビュー」の子と知り合う機会がすごく多いのです。

そんな中、久々に、ちょっと真剣に悩んじゃっていたのかな、という
「重傷ゲイデビュー」(←ここ笑う所ね)の子と知り合いました。
ゲイだの、カミングアウトだの、そんな問題はとうにクリアされてしまった
僕にとっては、久々に感じた、斬新なゲイデビュー。

忘れていたな、ゲイとして悩む、ということ。
いやいや、常に悩んでいるんだが、問題が違い過ぎるのね、彼と僕は。

自分がゲイである、ということは、時に、
「生きていていいのだろうか」
「親不孝なんじゃないだろうか」
「社会から差別されるのではないか」
「皆から気持ち悪がられるのではないだろうか」

常に、ずっと、そう悩み苦しんでしまうほど、重要な問題なのです。

ちょっと、ゲイに理解ありますよ〜 的なノンケの人達は、
「私は差別しないから大丈夫です」
そう言う。

けど、じゃ、自分の子供がそうだったら?
っと質問すると、7割方、「え、、」となります。
これですよ。

幾ら、ネットが普及し、活用され、ゲイに関するポジティブな情報も
取れる時代になっても、変わらずにいるのですよ。
「僕って、変な人間なんじゃないか、、」と悩む若いゲイが。

ゲイであることで、ゲイとカミングアウトして、「祝福される」ことなんて
そうそう無いんですよね。

だって、産まれてから、ずっと、ノンケ異性愛至上主義の中で生きて来るんですもの。

僕が、イベントをやり続ける、やり続けたいと思う源は、
「ゲイで良かったね、よく勇気を出して来たね。」
やはりそこなんですよね。
解りづらいやり方なのかもしれないけれど、
「遊び」というツールを使い、「真面目」なことをやる。
「真面目」な源を、娯楽イベントを通して「遊び」として提供する。

なんか、話しが逸れましたね。

そう、そのデビューしたゲイの若い子ですが、
先日のパーティーにも来てくれていました。

居場所が欲しいと思っていた彼にとって、
ここが、彼の居場所となってくれれば嬉しいし、
彼には、ゲイとして、色んなものに触れて欲しい。
ゲイとして色んなものを感じて欲しい。

色んなゲイとしての生き方の選択肢を示した上で、
彼が、オープンに生きて行くか、クローゼットに生きて行くかを
選択すればいいのです。

僕の役割は、選択肢を提示することなのだ思っています。
もっと深くいうと、ゲイがクローゼットに生きて行くには
今の社会、十分な環境ですよ。
ただ、オープンにして生き行く、という環境に触れれることは、
限りなく少ないのです。
だから、僕の役割は、ゲイとしてオープンに生きて行く選択肢を
示す事なのかもしれません。

きっと、今だ、出て来る事無く、このサイトを、
夜な夜な、こっそり見ているゲイも
多いんだろうな、と思いますが、
何かのきっかけになれば、それでいいんです。

ゲイとして楽しむことの、きっかけになれば、ね。

先述で話した「彼」が、今後、どんなゲイに成長して行くのか、
色んな選択肢を提示しながら、叔父さんゲイの僕は、成長を楽しみたいと
思っています。

オープンに生きて行こうと決めたゲイにとっては
これから出て来るゲイの子達が、子供みたいなものですからね。
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