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■ 僕が見た希望、青雲 |
2010-05-01 12:51 |
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なんだかYOSHICOの文才が開花したようで。
そしてなんでか毎回、映画評論の復活を祈られるわけです。
という訳で、だーれも頼んじゃいない映画評論復活祭!
見たくない方は www.hotgoo.comで掘り出しもののエロ動画を見てね!
さて、本日ご紹介する映画は
「善き人のためのソナタ」
ご覧いただけただろうか(アンビリバボー風)
ざっくり言うと、いい人の為のソナタなんですけど、旧東ドイツの暗部を正面から見据えた人間ドラマってとこでしょうか。
盗聴と密告によって体制を維持し続けた監視国家、旧・東ドイツ。その忌まわしい実像は万人が知っていたはずだが、ベルリンの壁崩壊後17年経ってようやく本作のような映画が生まれたことに、ドイツ国民の傷の深さを感じずにはいられない。 しかも主人公は監視体制の総本山ともいうべきシュタージ(国家保安省)の敏腕局員。感情を押し殺してきた(というかすでに失っているように見える)彼だが、著名劇作家と女優のカップルを日夜盗聴するうち、自分でも意外な方向へと情動が動いていく。 沈欝なムードと色調の中、劇作家たちの生活をじわじわ侵食する悪意はまさに恐怖。その悪意のひとつの源でありながら(結果的に)人間性に目覚めてしまう主人公、その覚醒の理由をきれいごとにはしないところに誠実さを感じる。自由と愛と芸術を希求し苦悩に生きるカップルに惹かれた……というよりはむしろ、アパートの住民には陰口叩かれ、愛は手近の娼婦と惨めなセックス、組織の中では醜い政争の駒にしかすぎない自分の生活との落差に気づいてしまったからなのだ。 正義ではなく羨望こそが人を動かす。しかしそこからだって善は生まれうる。なんと正しい人間観察であることか。(ミルクマン斉藤)
あ、ミルクマン斉藤って方の解説ってバレちゃってるじゃない!!
ミルクマン斉藤って誰ですか?
とにかくこの映画は一人で見ても数人で見ても、発展場の大部屋で見ても 見終わった後の空虚感とその中に満たされた空気を吸収するのに最低15分かかります。
↑の意味が分からない方は、見てね。
悪とは善からなるものであるということが、おわかりいただけただろうか(しつこいけどアンビリバボー風ね)
さんてさんて、間もなくでGWナイトですね。 全国から妖精達(妖怪達)も舞い戻り、札幌は少し賑やかです。
やけに「俺」っていう口調がぎこちない人にナンパされた、って方。 それは間違いなくロマンチカですからよろしくお願いします。
やけに山登り途中の様相で町を浮遊している人がいたら それは間違いなくYOSHICOですからよろしくお願いします。
それでは本日もOZZYのズバリ言うわよ(古い)映画評論、絶好調のまま幕を降ろします!
次回は2013年の予定です。 お楽しみにね! |
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